【栄養教諭議員連盟】子どもたちの健やかな成長を支える食の安全と食品ロス削減の取り組み

栄養教諭議員連盟の総会および懇親会参加

3月6日(水)、【栄養教諭議員連盟】総会および懇親会に出席しました。
総会では、橋本聖子会長ご挨拶の後、長島美保子全国栄養士協議会会長と市場祥子栄養教諭期成会会長よりご挨拶と要請をいただきました。

山梨県からは小林知佐子栄代表が参加されました。

偏食と肥満改善に関する取り組み

栄養教諭の山西先生、阿部先生、石田先生より現状報告をいただきましたが、特に印象的だったのは、偏食と肥満改善に関する取り組みです。偏食に対しては、子どもたちが自ら挑戦する食材を選び、1年間の取り組みを通じて食べられるようになった実例や、保護者と連携して肥満の改善に努める事例が示されました。

食の安全保障、食品ロスなど、環境と食の問題についても栄養教諭から子どもたちにきちんと伝えて頂くことは大切なことであると思います。

食品ロス削減PTの活動

私が座長を務める【食品ロス削減PT】においても「学校の教科等を通じて食品ロスの削減に関する理解と実践を促すためにも、学校給食を実施する学校への栄養教諭の配置拡大を進めること」を提言に盛り込み、昨年、政府に申し入れました。

栄養教諭の課題と今後の方針

一方、山梨県のみならず各地において栄養教諭の先生方は単独校や給食センターにおいて複数校を兼務されており、業務負担も多く、児童に接する時間や学校との連携がとりにくい状況にあります。

子どもたちの健やかな成長は最優先の課題です。栄養教諭の先生方への期待は増すばかりですが、これからも先生方と共に、栄養教諭の配置改善はじめ、支援政策の推進に努めてまいります。

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