切なる思い

京都六道の辻で幽霊子育飴が売られています。命を落とした母が幽霊となって、おなかを空かせて泣く我が子へ飴を溶いて乳の代わりに与えたという。母親にとって産まれた我が子の健やかな成長は切なる願いです。

 

赤ちゃんの安全確保を図る

私は平成27年7月に、インターネットで冷凍母乳と称される物が高額で販売されていた件について委員会で質問しました。子供を思う母心につけ入る商法です。日本では昨年から液体ミルクが販売され始めました。調乳せず乳児に与えられる便利な品で、防災備蓄の必需品ともなります。

 

極低出生体重児には母乳が必要

一方、人工乳と比べ高い免疫力をつけてくれる母乳を必要としている赤ちゃんもいます。1500グラム未満で産まれた極低出生体重児です。彼らは人工乳摂取だけの場合より、母乳を飲むことによって壊死性腸炎などの病気のリスクを減らすことができます。

 

小さな命を救うため

日本でも善意の母親(=ドナー)から提供された母乳を消毒・殺菌・貯蔵する母乳バンクが注目され始めています。母乳は白い血液ともいわれます。安全で栄養価の高い母乳が一人でも多くの小さな命を救うことを切に願うと同時に、後押しをしていきたいと思っています。

 

※ご参考:堀内のり子HP

衆議院消費者問題特別委員会でを求める!

 

母乳で命を救いたい 政治は動くか | 特集記事 | NHK政治マガジン

「母乳バンク」をご存じだろうか。早産により低体重で生まれた赤ちゃんのため、母乳が出ない母親に代わり、ドナーから母乳を集めて提供する仕組みだ。取り組んでいたのは、1人の医師とその妻。4畳一間から始めた活動が、ついに政治を動かした。(清水大志) 2月25日、都内の病院で1人の男の子が生まれた。切迫早産のため妊娠26週で生まれ、体重はわずか500グラム余り。 …

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