【超党派「山の日」議員連盟第25回総会】多様な登山利用と安全対策の強化に向けたヒアリングを実施

4月26日(金)、【超党派「山の日」議員連盟第25回総会】が開催されました。

この日は、「多様な利用者による多様な登山利用への対応について」、(株)山と渓谷社山岳出版部の荻原浩司本部長、国立登山研修所の米山隆所長、およびスポーツ庁、観光庁からのヒアリングを行いました。

私たちの美しい国土には、数多くの山々が存在します。近年、登山が健康やレクリエーションの一環として人気を集め、登山人口は850万人を超えるまでに増加しました。しかし、この登山人口の増加に伴い、山岳事故も年間3000件以上という深刻な状況に直面しています。さらに、外国人登山者の増加により、安全対策の強化が急務となっています。

現在、日本には海洋に関する包括的な基本法が存在しますが、山岳に関しては同様の法律がないため、登山道の整備や管理の責任が明確にされていません。祝日「山の日」の制定10周年を迎える今年、山岳事故の予防及び環境保全の観点から議論を重ねてまいります。

前の記事【土地家屋調査士会との情報共有】地元および全国課題に対する土地家屋調査士の重要な役割と法務局地図作成事業の支援について
次の記事【循環経済を国家戦略に】伊藤環境大臣への提言申し入れ、環境省の先導的役割強調