【国際競争力ある農業人材の育成に向けた議員連盟】総会で海外研修派遣制度強化を提言

6月6日(火)、【国際競争力ある農業人材の育成に向けた議員連盟】令和5年度第1回総会に出席しました。私は事務局次長を務めています。

国際農友会OBの方から帰国後の活動発表をいただき、農林水産省から農業人材育成のご報告を受けました。

感染症のパンデミックや侵略戦争など予期せぬ国際情勢の変化は、わが国が輸入に依存する燃料、原材料や食料における安全保障上の問題を浮き彫りにしました。

食料に関しては、有事の際でも必要最低限の持久力を保つ態勢づくりが必要であり、その中でも「人」に焦点を当てた施策は最も重要です。

現在、世界各国への農業研修生は延べ1万5000人になります。海外農業研修への支援は、研修生1人当たり1/2補助、最大60万円であり、十分とは言えません。海外研修後の国内での活躍は目覚ましいものがあります。意欲と高い技術力・経営能力を備えた若い農業者の育成は、不可欠な政策です。私からは、農業高校・大学などを通じた海外研修派遣制度の充実を求めました。

前の記事【自民党酪政会】総会での討議 – 酪農業支援と牛乳月間の促進に向けた活動
次の記事【自民党バス議連】事務局次長として、バス路線維持と運転者確保等の政府への要望活動を実施