毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」です。

「世界自閉症啓発デー」は国連総会(2007.12.18開催)においてカタール王国王妃の提案により決議されたもので、世界中の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。

「Light It Up Blue」は自閉症啓発の思いを一つにして行われているキャンペーン活動で2011年には35ヶ国1450ヶ所、’12には45ヶ国3000ヶ所が参加し、大きな波及効果をもたらしました。

日本においても4月2日には札幌時計台、東京タワー、東京スカイツリーなど観光・文化関係の多くの施設がBlueにライトアップされ、自閉症応援のメッセージを発信します。

今年は山梨県内でも初めてこの企画に賛同し、協力に応じてくださる施設が現れました。富士北麓にあるアミューズメント施設のアトラクションのひとつが4月2日、日没を待ってBlueにライトアップされます!

自閉症、特に「高機能広汎性発達障害」の子どもたちは、知能や言葉の発達に大きな遅れがないことが多く、「障害」として理解されないこともあり「親のしつけが悪い」と誤解されることもあります。外見からは分かりにくいためです。専門の医師の話では、障害にはそれぞれ異なった特徴があり、「周囲との交流困難」「言語発達の遅れ」「興味の対象が限定的」などがその症状だということです。

こうした子どもたちにとって大切なことは、周囲(親や近所の人たち、幼稚園や保育園、小学校などの指導者など)が、こうした障害の特性を理解することです。

そして何より大切であり、私たちにできることは、理解すること、見守ることです。愛情を持って理解し、見守り、受け入れることで彼らにも光がさし、他にはない輝きが見え始めることでしょう。それは世の中に平和をももたらします。

理解しあえる環境づくりを、政治の場で真剣に考えていかなければならないと思います。

 

「Light It Up Blue」自閉症啓発デーをきっかけに、理解の輪が広がることを心から願います。

 

追記(4/8):今年は今年は90ヶ国、7000カ所の施設がブルーにライトアップされたそうです。

 

詳しくはhttp://happy-autism.com/home.htmlまで

 

堀内のり子