【証券市場育成等議員連盟勉強会】金融リテラシー向上と保守的な投資スタンスの課題について
3月22日(金)【証券市場育成等議員連盟勉強会】に出席しました。
金田勝年会長代理ご挨拶の後、「グローバルマクロ情勢と日本株の見通し」について、野村證券㈱池田雄之輔市場戦略部長より講演をいただきました。
意見交換では、国民の金融リテラシー(お金に関する知識や判断力)の向上のための教育の普及促進が重要であるという意見もありました。日本人の投資スタンスは「保守的」、つまり「できるだけ損失を避けよう」とする傾向が強いという調査結果もあります。損失を避けようとすること自体に問題があるわけではありませんが、金融の知識が十分でないことも投資に後ろ向きになる要因の1つと言えます。
2022年4月から高校で金融教育が義務化されましたが、金融経済教育をより一層充実させるための新たな組織「金融経済教育推進機構」が、本年4月の設立・8月の本格稼働に向けて準備が進められています。
人生100年時代、リスクをきちんと把握し、財産を守りながら安心して老後を過ごすためにも、金融の知識を高めておくことは大切です。