終戦記念日にあたって

党 声 明

令和4年8月15日
自由民主党

 本日、77回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となった方々に対し、衷心より哀悼の誠を捧げます。

私たちが享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上に築かれています。広島、長崎への原爆投下、各都市の爆撃、沖縄における苛烈な地上戦などによって、たくさんの市井の人々の命が失われました。二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないと、改めて強く決意いたします。

ロシアによるウクライナ侵略により、核兵器の惨禍が再び繰り返されるのではないかとの懸念が高まっています。わが国は、唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向け、現実的な歩みを着実に進めるべく国際社会をリードしていきます。

深刻な事態が続くウクライナ情勢、中国の軍事力強化、北朝鮮によるミサイル発射など、日本を取り巻く安全保障環境は加速度的に厳しさを増しています。わが国は、国際社会と連携し、アジア太平洋地域、そして世界の平和と安定にこれまで以上に積極的に寄与していく必要があります。

自由民主党は、平和と自由を希求する国民政党として、わが国が直面する様々な課題の解決に全力で取り組みます。そして、毅然とした外交・安全保障で日本を守り、国際社会の平和と安定という未来に向けて不断の努力を重ねてまいります。

 

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