終戦記念日にあたって

党 声 明

令和3年8月15日
自由民主党

本日、76回目の終戦記念日を迎えるにあたり、先の大戦で犠牲となられた人々に対し、衷心より哀悼の誠を捧げます。
私たちが今日享受している平和と繁栄は、あの戦争によって命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上に築かれていることを胸に刻み、二度と戦争の惨禍が繰り返されぬよう、改めて不戦の決意をいたします。

日本は戦後一貫して平和国家としての歩みを続け、歴史と謙虚に向き合い、戦争の悲劇と被爆の実相を語り継いでまいりました。この歩みをこれからも変えることなく、今後も国際社会の先頭に立ち、恒久平和の実現に貢献していくことこそが、わが国の使命であります。

近年、国際情勢は複雑に変化し、日本を取り巻く安全保障環境も厳しさを増しています。
私ども自由民主党は、多くの国や地域との協力関係をさらに深化させ、インド太平洋並びにアジア諸国、そして世界の平和と安定のため、不断の努力を続けていくことが何よりも大切であると考えます。

これからも自由民主党は平和と自由を希求する国民政党として、平和国家日本を次世代に引き継いでいくとともに、世界から一層高い信頼を得られるよう全力を尽くしてまいります。

 

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