【食品ロス削減・食品寄附促進PT】政府の取り組みと今後のガイドライン策定に向けた議論
4月11日(木)、座長を務める【食品ロス削減・食品寄附促進PT】を開催しました。このPTは、環境・温暖化対策調査会と消費者問題調査会の合同の下の組織です。
政府の施策パッケージと提言の成果
食品ロス削減については、昨年4月に提言を取りまとめ、政府に申し入れを行っています。その提言を受け、政府において昨年12月、「食品ロス削減目標に向けた施策パッケージ」が策定されました。
主要論点と政府の取り組み状況
提言に向けての議論では、「飲食店での食べ残しの持ち帰り」「食品寄附」「食品の期限表示」等が主な論点でした。
本日は、その提言に対する政府の取り組み状況について報告を受けましたが、食品ロス削減については、食品寄附のルール作りや免責制度、寄付者への支援措置についてなど課題が残っており、更なる議論が必要です。
課題と今後の方向性
今後、施策パッケージのもと、「食べ残しの持ち帰り」及び「食品寄附」に関するガイドラインを策定する予定となっています。
ガイドラインの早急な策定はじめ、提言を実行に移していくためのフォローアップをPTでしっかり行うとともに、食品寄附促進と食品ロス削減を加速させていくための政策を練り上げていきたいと思っています。