【内閣第一部会・「こども・若者」輝く未来創造本部合同会議】出産・子育て支援と旧優生保護法改正の法案審査
2月21日(水)、【内閣第一部会・「こども・若者」輝く未来創造本部合同会議】に出席しました。私は「こども・若者」輝く未来創造本部の幹事です。本日は、2つの議員立法についての法案審査でした。
出産・子育て応援交付金法案の審査
「令和6年度出産・子育て応援交付金に係る差押禁止等に関する法律案」については、「出産・子育て応援給付金」について、これまでと同様に、必要としている対象者自らが使用できるよう、差押禁止等の措置をするための法律案です。
出産・子育て応援給付金の制度目的
「出産・子育て応援給付金」の制度は、妊娠から子育て初期にかけての家庭を支援するためのものです。市町村により妊娠届出時から、2歳までの子どもを持つ家庭に寄り添い、妊婦や家族と定期的に面談を行ったり、出産や子育てに関する不安や疑問を解消したりするための情報を提供します。
経済的な支援も提供され、出産や育児に必要な物品の購入や、子育てに関連するサービスを利用する際の費用の一部を市町村が補助します。
この支援の総額は最大で10万円相当となります。このように、面談による情報支援と経済的な支援を組み合わせることで、家庭が子育てを安心して行えるようにサポートするのが、この制度の目的です。
旧優生保護法改正法案の審査
「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案」については、現行法は旧優生保護法の下、多くの方が優生手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてきた方に対して320万円の一時金を支給していますが、この支援を受けるための請求期限が本年4月23日までとなっています。この期限を5年間延長するための法案です。