新年おめでとうございます。

皆様方には、令和5年の新春をご健勝にてお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年は卯年。さらに「癸」との組み合わせになることから、古いものが洗い流され、終了していき、新しい扉が開かれ、大きく跳躍し繁栄する可能性を秘めた年とも言われています。

日本国内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのが令和2年1月15日でした。それから3年経ちました。ワクチン接種や感染症拡大防止への国民の皆様のご協力、そして献身的な医療従事者やエッセンシャルワーカーの皆様のご尽力、一方でワクチンや治療薬の開発も進み、ウイズコロナ、アフターコロナという新しい社会へ向かう一筋の光を感じつつあります。
岸田内閣発足とともにワクチン接種推進担当大臣を務めさせていただくなど、これまで経験してきた全てを教訓に、引き続き緊張感と危機感を持って対応するとともに、一日も早く本来の社会経済活動の維持・再開ができますよう力を尽くしてまいります。

我が国は今、多くの構造的課題を抱えています。特に地方における少子高齢化と人口減少、これらを背景にした社会保障の拡大、近年ではデジタル化時代への対応も挙げられます。特に地方での主産業であります農業や観光、それに小規模事業所などはデジタル技術への取り組みが欠かせない時代に入ってきました。エネルギー危機や物価高も政治が急いで取り組まねばならない課題です。

国政の場に送っていただいてから11年目を迎え、現在は自民党副幹事長として党務を中心に日々任務に当たっております。皆様が安心して幸せに暮らすことができる環境をどのように整えていくのがいいのか、そのために政治の果たす役割は何かということを常に考え行動しております。

誇りと活力ある日本を次世代に引き継ぐため、本年も、我が国と山梨県のさらなる発展に向けて、「ふるさとを良くすれば日本が良くなる」「日本を良くすれば明日の山梨が良くなる」との強い思いで、皆様方と課題を共有しながら真正面から政治に取り組んでまいります。

本年が皆様方にとりまして、希望に満ちた年になりますよう心より祈念申し上げますとともに、日頃の温かく力強いご支援に心からの感謝を申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和5年 元旦

 

前の記事岸田文雄総裁 年頭所感
次の記事第211回通常国会が始まりました