2月16日(水)、総合農林政策調査会・農林部会の合同会議で「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案(クリーンウッド法)」について意見交換を行いました。

保護地域や伐採の権利がない森林での違法伐採は、地球温暖化にもつながり、世界的に問題視されています。

わが国では2017年にクリーンウッド法が施行されましたが、今国会で検討を加え、改正案として提出を予定しています。合法的に伐採された木材の流通を促進するためには、合法木材である情報が消費者まで伝わる仕組みの整備も必要です。

森林は、生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源のかん養、保健休養の場の提供などの極めて多くの多面的機能を有しており、

私たちの生活と深くかかわっていますが、違法伐採はそれらに影響を及ぼす恐れがあるとともに、木材市場における公正な取引を害する恐れがあります。法改正により、国産材の利用が増えることも期待できます。

前の記事【国産再エネに関する次世代型技術の社会実装加速化議員連盟】の設立総会が開催
次の記事【認定こども園を推進する国会議員連盟】質の高い保育を格差なく保障するには先生方の配置基準・処遇の改善が必要