【経腸栄養コネクタ議員連盟】患者ニーズに応え旧規格製品継続使用を実現
12月4日(月)、【経腸栄養コネクタ議員連盟】第5回勉強会に出席しました。
経腸栄養コネクタとは、胃や腸に直接栄養を供給するための医療機器で、口から十分な栄養が摂取できない方にとっては、とても大切なものです。
このコネクタについては、国際規格に準拠した新規格のコネクタの導入が2019年12月から進められていましたが、患者さんを支えるご家族などから既存規格コネクタの存続と使用継続を認めてほしいというご要望をいただいていました。
新規格では、小児領域では微量薬剤の注入が困難であったり、コネクタ部洗浄、ミキサー食注入、半固形注入について不可能だったりやりにくくなったというアンケートの調査結果として示されました。
当議連では、この切実な声を重く受け止め、旧規格コネクタの存続と使用継続について議論してきましたが、厚生労働省の審議会の議論を経て、今後も旧規格製品の継続した使用が可能となりました。
これにより、新・旧両規格製品の使用及び支給が可能となり、患者さんの状況に合わせた規格製品の選択が可能となりました。