今般の大雪により16日に実施された看護師国家試験についても試験会場に到着することができなかった受験生あるいは心身ともに不安定な状態で受験せざるを得なかった受験生が1,000人余りおります。関係者の皆様におかれましては、とても不安なお気持ちでいらっしゃると心からお見舞い申し上げます。

その件に関し、24日厚生労働省から「交通機関の遅延・運休等のため定刻から2時間繰り下げた試験開始時刻までに試験会場に入場できなかった方」に限って追加試験を受験させる方針が公表されました。

しかし、私が所属する自民党看護議連は雪害を受けた受験生の一部に限って追加的な試験機会を与えるだけの対応では不十分であると考え、雪害被災地域からの受験生に対する公平な再試験受験機会の提供と合格者の速やかな看護師籍登録手続きについて以下の決議をいたすことになりました。

  1. 第103回看護師国家試験について山梨県など雪害被災地域からの受験生については、当人の申し出によりその試験結果を無効とし、再試験を受験する機会を提供すること。
  2. 受験生・学校養成所及び関係団体等に対して幅広に被害実態を照会し、早急に所与の支援を講じること。また、支援に関する情報は速やかに対象地域の関係者等に周知すること。
  3. 合格者については就業に支障をきたすことのないよう、速やかに事務手続きを行うこと。

今後も引き続き、関係各省庁と連携をとりながら、山梨が元気ある復興を成し遂げるために一生懸命取り組んでまいります。

 

自民党看護問題対策議員連盟 堀内のりこ

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