G7産業・デジタル・技術大臣会合出席のためカナダ・モントリオールを訪問

12月8日(月)から9日(火)にかけて開催されるG7産業・デジタル・技術大臣会合に出席のため、カナダのモントリオールを訪問しました。
カナダの訪問は初めてで、気温がマイナス15度という気候も初めて体験しました。

G7産業・デジタル・技術大臣会合での議論と成果文書

開催された会合は、G7各国に加え、招待国や関係国際機関も参加し、産業やデジタル、先端技術に関する様々な課題について議論が行われ、最終的に「閣僚宣言」などの成果文書がとりまとめられました。

議論の主なテーマは次の4つです:

    • 成長のための人工知能(AI)
    • 量子技術
    • 強靱で競争力のあるデジタル経済
    • サプライチェーンの安全保障

日本の取組と国際ルールづくりに関する発信

私からは、日本では高市総理のリーダーシップの下、AIや量子といった革新的技術が「危機管理投資」などの戦略分野として位置付けられ、成長戦略の中核に据えられていることを紹介しました。
また、安全・安心で信頼できるAIの国際ルールづくりを進める「広島AIプロセス」の推進や、量子暗号通信の国際標準化を通じたイノベーションの促進の重要性についても発信しました。

今後も、我が国の技術力と政策の方向性をしっかりと世界に伝え、国際連携の中で日本の立場を確立してまいります。

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