「温泉文化」ユネスコ登録へ第一歩―提案候補として選定されました
11月28日(金)、国の文化審議会より、「温泉文化」がユネスコ無形文化遺産の登録提案候補に選定されたとの発表がありました。
自然の恵みである温泉に浸かり、心と体を癒すという「温泉文化」は、日本人の暮らしに深く根ざした慣習であり、地域の伝統や生活の知恵、人々のつながりを支えてきた大切な文化です。
地元山梨の誇りでもある温泉地と温泉文化の発信継承
山梨県にも、石和温泉(笛吹市)や富士河口湖温泉郷(富士河口湖町)など、多くの方に親しまれている温泉地が数多くあり、地元の誇りでもあります。
私も議員連盟の一員として、温泉文化の価値を広く発信し、次世代に継承するための取組に携わってまいりました。
「神楽」「温泉文化」の登録見通しと地域の意義
今回の提案では、「神楽」と「温泉文化」の2件が候補とされており、審査の優先順位は神楽が先行。「神楽」は2028年、温泉文化は2030年にユネスコ政府間委員会で審議される見通しです。
なお、「神楽」については、山梨県富士河口湖町に伝わる「河口の稚児の舞」を含む、国指定の重要無形民俗文化財等40件がとりまとめて提案されており、地域に息づく芸能が世界に発信される意義深い機会ともなります。
登録実現に向けて
文化は地域の誇りであり、日本の魅力の源泉です。今後も全国の関係者の皆様と連携し、温泉文化と神楽の登録実現に向けて全力で取り組んでまいります。
※文化庁発表資料



























