【山梨県下戦没者遺族大会】哀悼の誠と平和の尊さを語り継ぐ取り組み

戦没者への哀悼と古賀誠先生による講演

10月16日(木)、山梨県下戦没者遺族大会に出席しました。
山梨県下戦没者遺族大会に出席し、戦争で尊い命を捧げられた方々に、深い感謝と哀悼の誠を捧げてまいりました。
本大会では、ご自身も戦争体験をお持ちの古賀誠先生がご来県され、「戦後80年」をテーマに記念講演をいただきました。戦争を体験された世代が少なくなりつつある今だからこそ、戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを語り継ぐ大切さを改めて実感いたしました。

遺族会による記録の編纂と教育への継承

また、山梨県遺族会では、これまでにも貴重な記録の編纂に力を注がれてきました。
戦後75年を迎えた際には、女性部の皆様を中心に、戦地から家族に宛てた手紙や葉書を丁寧に収集・編集され、『戦地からのたより~戦後75年の平和 永久に~』として発刊されました。兵士が最前線から綴った家族への想いに、胸が締めつけられる思いがいたしました。

加えて、戦没者の妻たちの体験をまとめた『過ぎし日に想いをよせて』、戦争遺児の声を集めた『平和の尊さをかみしめて』、さらに『戦争を知らない世代へ』が刊行されています。これら一連の記録は、令和6年には、戦後80年を迎えるにあたり、改めて県内の教育機関にも寄贈されました。

平和の尊さを次世代へ伝える

日本の人口において、戦前・戦中に生まれた方の割合はおよそ15%。語り継ぐことの重みが増していると感じます。
戦争の悲惨さ、命の尊さ、そして平和のありがたさを、次の世代へしっかりと引き継ぐために、これからも皆様と力を合わせ、私も国政の場から全力を尽くしてまいります。

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