【歯科技工の安全管理体制の推進】に関する厚生労働大臣への要望の実施
歯科技工関係団体とともに厚労大臣へ申し入れ
6月3日(火)、幹事長代理を務める歯科技工士振興議員連盟(上川陽子会長)として【歯科技工の安全管理体制の推進】を求める要望を福岡資麿厚生労働大臣に申し入れました。
日本歯科技工士連盟の奥村会長、日本歯科技工士会の森野会長、そして時見理事長にもご同行していただきました。
歯科技工所の現状と制度的課題の共有
歯科技工のデジタル化が進む中で、歯科技工所の委託・連携体制が多様化しています。一方で、開設届がなされていない施設において業務が行われるケースも見受けられ、国民にとって安心・安全な歯科医療の提供体制が揺らぐ恐れがあります。
骨太の方針への明記を求めた提案
こうした課題を踏まえ、届出済みの歯科技工所に対し届出番号を付与する仕組みの導入を含め、安全管理体制の整備を「骨太の方針2025」に明記していただくよう、強く求めました。
福岡大臣からは、国民の口腔保健にとって重要な課題であるとのご認識を示していただき、関係部署と連携しながら、前向きに検討していただけるとの力強いお言葉もいただきました。
今後も現場の声をしっかりと受け止め、安心して質の高い歯科医療が提供される体制づくりに全力で取り組んでまいります。