【介護現場で働く人々の家族の暮らしを守る集会】開催に参加

5月8日(木)朝8時より、【介護現場で働く人々の家族の暮らしを守る集会】が開催されました。
主催者を代表して、全国保険施設協会の東謙太郎会長よりご挨拶があり、続いて介護現場の代表の方々から、現場での切実な声が寄せられました。

厳しい現場の実情と関係団体の要望

本集会には、介護関係16団体の会長、および関連する政治連盟9団体の責任者の皆様にもご出席いただきました。
今年度の介護報酬改定は平均で2.15%の引き上げにとどまり、現場の約8割が赤字という厳しい状況が続いています。
こうした現実を踏まえ、2026年度の「期中改定」への期待や、現在実施されている9か月間の賃上げ補助、さらには物価高騰や人材確保への恒常的な支援の必要性について強く訴える決議が行われました。

介護は、支える人の暮らしが成り立ってこそ、初めて安心できる制度です。
現場の声をしっかり受け止め、制度の持続可能性を確保する取り組みを進めてまいります。

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