【エッチェン・ルクセンブルク大公国国民議会副議長ご来訪】日本・ルクセンブルク関係深化への期待

4月21日(月)、エッチェン・ルクセンブルク大公国国民議会副議長一行のご来訪をお受けしました。

長年の交流と信頼関係

日本とルクセンブルクは、皇室と大公家の長年にわたる親密な交流を礎に、良好な二国間関係を築いてきました。2027年には外交関係樹立100周年という大きな節目を迎えます。両国は、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有する、信頼に基づくパートナーです。

要人往来と大阪・関西万博での連携

昨年6月にはギヨーム皇太子殿下が約10年ぶりに訪日され、今月11日にはベッテル外相が外相就任後3度目の訪日を果たされるなど、要人往来が活発化しており、両国関係の一層の深化が期待されます。
また、ベッテル外相は大阪・関西万博の開会式にもご出席され、ルクセンブルクは同万博への積極的な参加を通じて、両国の交流拡大が期待されています。

多分野にわたる協力の進展

日本とルクセンブルクとの間では、金融、宇宙、医薬品、スタートアップ支援など多岐にわたる分野での協力が進展しています。特に宇宙分野では、昨年6月に関係省庁間で協力覚書が署名され、今後の連携強化が大いに期待されています。

さらに、先週には「日・ルクセンブルク航空協定」が衆議院において審議され、可決されました。この協定の早期発効により、両国間の人的・経済的交流が一層促進されることを心より願っております。

 

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