【農地改革検討委員会】農地と担い手確保に向けた地域計画と先進事例を共有
4月17日(木)、【農地改革検討委員会】に出席しました。
本委員会では、農業従事者の急速な減少と高齢化が進む中で、農業の担い手である「人」と、食料供給の基盤である「農地」をいかに守り、将来にわたって確保していくか、そのために必要な政策のあり方について、幅広く議論を重ねています。
地域計画の進捗と江津市の取り組み
この日は、今年3月までに全国で策定された地域計画の進捗状況について農林水産省より説明を受けました。加えて、島根県江津市の取り組みについてご紹介をいただきました。
江津市では、地域外から農業法人を誘致し、農地の集積・集約を進めることで、耕作放棄地の解消や作業効率の大幅な向上、さらには若い担い手の雇用創出にもつなげています。こうした取り組みにより、地域内での農地の維持管理が可能となり、農業経営の持続性が高まっているとのことです。
柔軟な発想と外部資源の活用の重要性
地域の実情に応じた柔軟な発想と積極的な外部資源の活用が、今後の農地政策を考える上で重要なヒントになると感じました。