【フェムテック振興議員連盟】女性の健康課題と社会実装に向けた可能性を議論
4月16日(水)、【フェムテック振興議員連盟】に出席しました。
「フェムテック(Femtech)」とは、女性(Female)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた言葉で、月経・妊娠・出産・更年期など、女性のライフステージに伴う健康課題をテクノロジーで支える新たな分野です。
フェムテックの意義と課題
この日は、フェムテック分野を牽引するfermata(株)より杉本亜美奈CEOと栗岡大介COOをお招きし、ご講演いただきました。
これまで政策の焦点が当たりにくかった女性の健康課題こそが、実は日本の未来を切り拓く重要な鍵である、そんな力強いメッセージが発信されました。
また、女性特有の課題は、これまで「個人の問題」として見過ごされがちでしたが、社会全体の成長機会として捉え直し、真正面から取り組むべきだという問題提起がなされました。
制度の隙間、根強く残る古い価値観、業界構造の壁などが、フェムテックの実用化や普及の障壁になっている現状についても具体的に示されました。
社会実装に向けた取り組みと今後の展望
国内外でのフェムテックの導入事例をもとに、女性一人ひとりがもっと自分らしく生きられる社会の実現に向けた可能性と道筋についても語られました。
女性の活躍を支えるためにも、フェムテックの社会実装を後押ししていくことが重要だと改めて感じました。
今後も、こうした現場の声を政策に活かし、制度の見直しや社会理解の促進に取り組んでまいります。