【歯科口腔医療研究会】認知症予防に資する「攻めの歯科医療」について講演・意見交換
4月14日(月)、自民党の【歯科口腔医療研究会】にて、日本歯科大学新潟生命歯学部 高齢者医療学の道川誠教授をお招きし、『認知症の発症・進行予防を目指した 攻めの歯科医療』をテーマにご講演をいただきました。
口腔機能と認知症予防の関係
道川教授からは、口腔機能の維持・改善が認知症の予防につながることや、歯科医療の新たな役割として「攻め」の姿勢が求められている現状について、最新の知見をもとにお話しいただきました。
特に、定期的な歯科受診や口腔リハビリテーションが、フレイルや認知機能の低下を防ぐ可能性について、科学的データを交えてご説明いただきました。
地域包括ケアにおける歯科医療の役割
講演後は、歯科医療を地域包括ケアの中でどう活かすか、介護現場や医科との連携のあり方などについて、活発な意見交換を行いました。
歯科医療の新たな役割に向けて
超高齢社会を迎えるわが国において、歯科医療は「治す」だけでなく、「未然に防ぐ」「健康寿命を延ばす」ための重要な柱です。今後も、認知症予防や地域の健康づくりに資する歯科医療の推進に取り組んでまいります。