食品ロス削減に向けた初のガイドラインが策定

この度、飲食店などでの食べ残しを衛生的に持ち帰るための初めてのガイドラインがとりまとめられました。

食品ロス削減と持ち帰り文化の推進

食品ロスの削減は、環境保護や持続可能な社会の実現にとって欠かせない課題です。厚生労働省がこのたび飲食店やホテルなどでの食べ残しを衛生的に持ち帰るための初のガイドラインを策定したことは、大きな一歩です。2022年度の日本国内における食品ロスは推計472万トンにのぼり、その中でも外食産業の削減が大きな課題となっていました。
今回のガイドラインは、持ち帰り文化の推進と食品ロス削減を両立させる具体的な指針となり得るものです。

フードバンク認証制度の創設と期待

また、消費者庁は、食品寄附に関する官民協議会で、食品の受け入れと分配を担っていただいているフードバンクの認証制度を創設する方針を示しました。これにより、食品の寄附活動への社会的信頼を高め、企業などからの寄附を増やすことが期待されると同時に、食品ロス削減にもつながります。

持続可能な取り組みを広げるために

私はこれまで、自民党のプロジェクトチームの座長として食品ロス削減に向けた政策推進に取り組んできました。これからも、食品ロス削減の取り組みを後押しし、地域から全国へと広がる持続可能な取り組みを支えてまいります。
皆様もぜひ、日々の生活の中で食品ロスを意識し、小さな一歩をともに踏み出しましょう。

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