【救急救命士支援議員連盟】総務大臣への申し入れ
6月14日(金)、【救急救命士を支援する議員連盟】による松本剛明総務大臣への申し入れを行いました。申し入れには、全国救急救命士教育施設協議会の田中秀治代表理事(国士舘大学教員 医師)も同行していただきました。
救急救命士法の施行と改正
1991年の救急救命士法の施行以来、我が国の救命救急士は多くの国民の生命を守る極めて重要な役割を果たしてこられました。2021年の救急救命士法の改正で、救急救命処置を実施できる場が、病院前から医療機関に入院するまでの間に変更され、活躍の場は広がりましたが、その一方で、課題も生じています。
提言の内容
この度の提言では、医療機関を含めた民間の救急車購入に対する補助金の拡充、転院搬送によって生じている消防機関の負荷の軽減、医療搬送に特化した民間搬送事業者の質を担保する認定基準の策定、女性救命救急士の活躍推進、救急救命士が使える輸液製剤の拡大、救急救命処置への「血液検査のための採血」の追加等について要請しました。
救急搬送者数の急増と対策
救急搬送者数が高齢化と気候変動による熱中症などの影響で急増しています。これに対して、『#7119』の活用を広く周知・推進し、熱中症対策など防ぐことができる症状については徹底的な対策を講じることが重要です。救命救急士の活躍を支援・発展させることで、将来にわたり国民の生命を守り抜くため、引き続き取り組んでまいります。
『#7119』とは?
急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業『#7119』です。『#7119』に寄せられた相談は、電話口で医師、看護師、相談員がお話を伺い、病気やケガの症状を把握して、救急車を呼んだ方がいいか、急いで病院を受診した方がいいか、受診できる医療機関はどこか等を案内します。
救急安心センター事業(#7119)ってナニ? | 救急車の適時・適切な利用(適正利用) | 総務省消防庁
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