【国土交通部会】ライドシェア解禁へ 地域交通の新展開と課題を検討
3月21日(木)に開催された【国土交通部会】では、地域交通における「担い手」や「移動の足」の不足に関する検討状況について、規制改革推進会議 地域産業活性化WGの林いづみ座長からヒアリングを行いました。
来月から一部の地域でライドシェアが解禁されます。ライドシェアについては都市部の深刻なタクシー不足や観光地でのオーバーツーリズムなどを端緒に議論が進められてきました。
この日もライドシェアの導入について、利点と懸念の両面で多くの意見が交わされました。新たな交通サービスが地域の移動手段として有効である一方で、規制面の懸念や、既存の交通事業者との競合について慎重な意見も聞かれました。
地域ごとの実情に応じた交通サービスの提供や、地域住民の実需に合わせた柔軟な対応、また、地域の特性を活かした公共交通のあり方や、コミュニティーの支え合いによる交通サービスの構築などを持続可能な地域交通システムの構築に向け、引き続き議論を進めていきます。