1月17日に召集された第208回通常国会が6月15日に閉会しました。
召集日の施政方針演説において、岸田総理は「最優先課題はコロナ対策である」と明言されました。
私もワクチン接種推進担当大臣として3月末の任期まで、追加接種率のアップに向け、精一杯取り組みました。3回目のワクチン接種率は既に60%を超えました。高齢者に絞れば、90%の方に接種頂いています。
これは、G7でもトップクラスの水準です。医療従事者や自治体の皆様方をはじめ国民皆様方のご理解とご協力に改めて感謝申し上げます。
また、東京オリパラ担当大臣としてもレガシー推進と経費の取りまとめを致しました。
大臣の務めを終えた後は、自民党内で新型コロナウイルス感染症等対策本部副本部長、ワクチンPT座長代行、党内から政府に提言を出す立場となって活動を続けました。
担当大臣在任中、ワクチン接種券のデジタル化の必要性に言及し、様々な方面から検討していました。予防接種に係る国民の利便性向上のためにもワクチン接種業務のデジタル活用が必要です。
デジタル庁の重点計画にその旨が記載されことは既にご報告の通りですが、党のコロナ対策本部で取りまとめをしている「新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について」の中にも、より迅速なワクチン接種のための体制構築に向けた事務のデジタル化を進める必要性について盛り込んで頂きました。
来年度の予算の骨子である「骨太方針」に対しては、3回にわたる審議全てに関わり、熱中症対策や観光業、建設業、賃上げなどに関わる部分について意見を述べさせて発言もさせて頂き、結果として文言を盛り込むことができました。
間もなく参議院選挙が始まります。
頑張りましょう!