11月19日(金)、定例記者会見では、ワクチンの接種状況の報告とワクチンチーム設置の報告をしました。
ワクチンチームとは、11月12日に取りまとめられた「次の感染拡大に向けた安心確保のための取り組みの全体像」を踏まえて設置した内閣官房の政務三役を中心とする会合です。厚生労働省との併任の佐藤副大臣、島村大臣政務官と私の3人をコアメンバーとしてワクチン接種に関する課題の共有、対応策の検討など行いたいと考えています。テーマに応じて、デジタル庁や総務省等の関係省庁の副大臣にも参加いただく予定です。
今後、接種にご協力いただく関係団体から、直接ご意見を伺うことも予定しています。12月から追加接種が開始され、接種が進む中で現場では様々な課題が生じることが考えられます。このチームを活用し、課題を検討し、対応策を早期に示し、接種が円滑に進められるよう対応してまいります。
また、午後にはハイパフォーマンススポーツセンターの視察を行いました。ここでは、パラスポーツを含む様々な種目に対応した設備はもちろん、リハビリや食事、科学的見地から国際競技力の向上に「チームジャパン」として取り組める環境が整っています。もちろん感染症対策も万全です。
東京オリンピック・パラリンピック大会においても、ここから多くのメダリストが輩出されました。未来のアスリートたちもここから夢に向かって大きく羽ばたいてほしいと思いました。
そして夕方から臨時閣議が行われ、55兆7000億円程度の財政支出となる過去最大規模の経済対策について決定しました。コロナで落ち込んだ経済を下支えするための経済対策です。