NPO法人「Mom」によるTPOパーティが6月15日に富士河口湖町内のホテルで開催されました。地域の方々や企業、政治家なども参加し、障害者には身だしなみなどTPOを学び、他の参加者には障害への理解を深めてもらおうという主旨の下、昨年から開催されています。
子を想う母の気持ちというのは、共通のものがあると思います。「社会人としての身だしなみを身につけ、人との付き合い方を学んでほしいと」いう思いで、このような素敵なパーティを企画された皆様に、私も同じ母親として心から感銘いたしました。私にも息子が二人おりますが、長男は今年社会人となりました。社会人として大切なTPOを親としてきちんと教えてあげられているかな?とちょっと心配してしまいました。
私は衆議院厚生労働委員会に所属しておりますが、開会中の通常国会におきましても、少子化問題、子育て、医療、年金、介護など非常に幅広いテーマで審議が連日続いております。
そのベースにあるのは「命」であり、「心」であり、そして「生き方」です。それが「福祉」の根底にあることを忘れてはなりません。
自閉症や障害を持つ方々にとって大切なことは、周りにいる人たちがその特性を理解して見守ること、愛情を持って寄り添うことだと思います。その環境づくりを政治の場で真剣に考えていかなければならないのだと肝に銘じております。障害があるなしに関わらず、平和で幸せに暮らせるまちをつくっていっていけたらと心から願います。私たち大人は一致団結して、そんな社会を築いていく責任があります。私も皆様と一緒に子どもたちのために一生懸命取り組んでまいります。
私はいつも、皆さまと接することにより、大切なことをたくさん教えていただいております。