11月27日(金)、朝8時から熱中症対策推進議員連盟を開催しました。会長は丸川珠代元環境大臣、私は事務局長を務めさせていただいています。
本日は、今夏の熱中症関連の状況と7月に行った提言に対する取り組み状況、そして今後の課題について関係省庁から説明をいただき、意見交換をいたしました。
東京23区における熱中症死亡者は200名ですが、その特徴は、
- 約9割が65歳以上
- 約9割が屋内で亡くなっている
- 屋内で亡くなったうち約9割はクーラーを使用していなかった
- 約3割は夜間に亡くなっている
「エアコンのリモコンの冷と暖が特に高齢の方には分かりにくい」「エアコンは電気代がかかるし、体に悪いというイメージがある」「熱中症アラートが有効活用されていない」「学校の指導について、一律に基準を設けるとそれに縛られることも考えられる。柔軟かつ的確な対応がとれるようにした方がよい」などさまざまな意見がありました。
また、環境省では地球温暖化対策のため、冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取組を促すライフスタイル「クールビズ」を推進していますが、28℃というのは室温のことであり、エアコンの設定温度ではありませんが、思い違いをなさっている方は多いと思います。周知不足なことは否めません。
熱中症は予防対策をとれば防げます。救える命は救いたい!関係省庁連携して進めていけるよう、しっかり取り組んでまいります。