憲法記念日にあたって(党声明)
令和4年5月3日
自由民主党
日本国憲法の施行から75年の節目となる憲法記念日を迎えました。
わが党は結党以来、現行憲法の「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」の基本原理を護りながら、憲法の自主的改正に向けた議論を重ねてまいりました。
近年、わが国を取り巻く国際環境、さらに社会構造や国民意識は大きく変化しています。新型コロナウイルス感染症による危機はじめ、国難とも言うべき厳しい状況に直面し、緊急事態に対する切迫感が急速に高まっています。
わが党は、緊急事態対応、自衛隊の明記、合区解消・地方公共団体、教育充実の4項目について、憲法改正の条文イメージを提示し、国民の皆様への説明を全国各地で続けています。
国会においても、昨年の国民投票法改正案の成立を踏まえ、衆参の憲法審査会において、喫緊のテーマについて議論を重ねています。
国会での議論と国民の理解を車の両輪とし、広く国民の議論を喚起していくことは、国会議員の責務です。
わが党は、与野党の枠を超えて、これまで以上に活発な議論を進め、早期の憲法改正の実現に向け、全力で取り組んでまいります。