「安産祭り」地域の絆と新しい命を祝う伝統行事

毎年9月4日から6日にかけて山中湖村で行われる「安産祭り」は、子授けと安産に御利益があるとされる全国でも珍しいお祭りです。

豊玉姫を祀る山中諏訪神社と安産の祈り

この祭りの中心となる山中諏訪神社は、別名「山中明神」とも呼ばれ、安産守護の神様である豊玉姫が祭神として祀られています。夜祭では、御神輿をかつぐ氏子の女性には安産が約束されると言い伝えられ、昔から妊婦や新婚の女性たちが多く訪れます。

地域に根付く伝統と信仰

地元の伝統と信仰が結びついたこの「安産祭り」は、地域の絆を深めると同時に、新しい命を祝う温かい祭りとして、大切に受け継がれています。

前の記事「山梨県舞踊連盟舞踊発表大会」 華やかな舞台と情熱あふれる演舞に感動
次の記事「第12回 富士山いろいろ展」富士山を多彩な視点で表現した作品を鑑賞、「ギャラリー&カフェ クルール」にて