富士吉田市にある新倉山浅間公園の忠霊塔から更に10分程登ったところに、小ぶりで可憐なあやめが一面に咲いている丘があります。このあやめは地元の「新倉山あやめの会」の皆様が丹精込めてお世話をして下さっています。そのあやめが今年も見頃を迎えました。(平成26年6月12日の山梨日日新聞にも紹介されています)
会長の三浦昇様が先頭に立ち、5月から11月までの間、月に一度、30人〜40人程の有志の方々が作業に当たっていらっしゃいます。雑草を取ったり、株分けして移植したり、時には重機を使っての作業になることもあると伺いました。私も一緒に作業させていただいたことがありますが、あやめの会の皆様は黙々と作業されたり、時には冗談を言い合ったりしながら、とても和やかな楽しい雰囲気で作業を進めていらっしゃいました。
この「あやめの丘」は散策コースにもなっていますが、今年もまた地元の皆様や観光客の目を楽しませて下さることでしょう。あやめの見頃は一ヶ月から一ヶ月半くらいですが、それまでにはこうした皆様のひたむきなご努力があるおかげなのだと、改めて感謝と敬意を感じました。