【WPS議員連盟】デニス・フランシス国連総会議長とジェンダー平等に向けた意見交換

2月15日(水)、来日されているデニス・フランシス第78回国連総会議長に【WPS議員連盟】にお越しいただき、意見交換を行いました。

デニス・フランシス議長は、トリニダード・トバコのご出身で、ジェンダー主流化に積極的に取り組まれています。昨年9月には、国連総会ハイレベルウィークの機会に、WPS議連会長でいらっしゃる上川陽子外務大臣とNYで会談もされています。

議長の出身国を含むカリコム諸国は日本と同じ島国です。気候変動対策は世界全体の喫緊の課題です。日本の行動計画は、自然災害等の防止や意思決定における女性リーダーシップの役割を盛り込んでいることが特徴です。世界各地で自然災害が多発する中、災害対応、防災や減災の分野にWPSの視点を組み込むことは極めて重要です。また、世界で災害・紛争が多発する中、難民・避難民問題の解決でも女性の参画やリーダーシップを高めていくことも必要であると思います。

本日は出席議員からも積極的に発言等あり、フランシス議長と有意義な意見交換ができました。

また、国連が今年9月に開催を予定している「未来サミット」は、ジェンダー主流化の観点からも重要な機会です。若者や将来世代の活躍はジェンダー平等なくして成り立ちませんし、真の平和は女性の関与なくしては生まれません。WPSにも焦点を当てていただきたいことを議長にお伝えしました。

 

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