【WPS議会人ネットJAPAN】木原・加藤両大臣に女性の声を届ける環境整備の必要性を強調
WPS議会人ネットJAPANによる提言の実施
2月28日(水)、会長代行を務める【WPS議会人ネットJAPAN】による提言を、本日は木原稔防衛大臣と加藤鮎子内閣府特命担当大臣に対して提言を行いました。
防衛省のWPS分野における取り組みの進展
防衛省においては、女性・平和・安全保障(WPS)分野に関する国際協力の推進が進んでおり、昨年6月に「WPS国際連携調整官」が新設されました。また、防衛省WPS推進本部が設置され、今年1月にその第2回会議が開催されました。特に、能登半島地震において女性自衛官が被災者のもとへ歩いて伺い、寄り添った形での支援に尽力した事例を木原大臣から伺い、その取り組みに深い感銘を受けました。
災害時の女性の自己抑制問題
また、加藤大臣との会話では、災害時に女性は自己抑制が働き、平時に比べ、更に声を上げにくくなる傾向があるという問題に焦点が当てられました。災害時など困難な状況において、女性が意見を伝えやすい環境を作るための仕組み作りは必要であり、特に意思決定の場に女性の存在が不可欠であることの重要性を確認しました。