【食品ロス削減・食品寄附PT】第2回ヒアリングでフードバンクや企業の取組を聴取

5月15日(木)、座長を務める【食品ロス削減・食品寄附PT】を開催しました。
この日は、食品ロス削減と食品寄附のさらなる促進に向けた第2回目のヒアリングとして、以下の皆さまからお話を伺いました。

フードバンクの現状と課題

まず、フードバンクの現状について、フードバンク推進協議会の米山廣明代表理事、日本フードバンク連盟の芝田雄司政策担当よりご説明をいただきました。
現在、国内のフードバンク団体は、困窮世帯からの支援要請が増加する一方で、食品の寄附量は減少傾向にあり、資金や人手も十分ではない中で、懸命に活動を続けておられるという厳しい実情が示されました。現場の声を受け、制度的な支援や仕組みの整備の必要性を強く感じました。

企業の取り組み事例

続いて、小売店舗による食品寄附の実例として、株式会社ハローズ 商品ライン本部 商品管理室の太田光一室長より、店舗からの食品提供の実務や工夫についてご紹介いただきました。
また、マルハニチロ株式会社 サステナビリティ戦略部の佐藤雄介部長からは、冷凍食品の寄附を実現するために、倉庫会社やフードバンクと連携した取り組みについてお話をいただきました。

引き続き、現場の知見を政策に活かし、持続可能で実効性ある食品寄附の仕組みづくりを進めてまいります。

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