【郵便局の新たな利活用を促進する議員連盟総会】郵政民営化の進捗と郵便局ネットワークの重要性に関する議論
郵政関連法改正と郵政民営化の進捗状況の検証
4月25日(木)、【郵便局の新たな利活用を促進する議員連盟総会】に出席しました。
総会では、郵政関連法の改正に関して、郵政民営化の進捗状況についての総合的な検証を行う郵政民営化委員会の意見や、郵便料金の見直しに関する情報通信行政・郵政行政審議会の答申について説明を受けました。
郵便局ネットワークの重要性と地方での金融アクセス維持の課題
郵政事業を取り巻く厳しい経営環境の中で、郵便局ネットワークは「公的基盤の最後の砦」としての役割を果たしています。
特に、地方では他の金融機関が撤退して郵便局が唯一の金融機関となるケースが見られるため、事業の維持はますます重要です。
地域住民の方々が不便をしないように、そして郵便局長さんの裁量権を拡充できるような郵便局のあり方を模索し、国としてもこれを支援することが求められています。
財政支援措置の創設と金融サービス規制の見直しの必要性
独立採算制により郵便局ネットワークの維持が困難となっている中で、改正案で検討されている財政支援措置の創設は必須です。
また、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険への上乗せ規制の一部緩和についても、民営化当時に設けられた規制がその役割を十分に果たしてきたため、現状の市場環境に合わせて見直すべきであると考えています。
総会でこれらの点を含めた発言を行い、郵便局の重要性とともに、これからの方向性についても活発に意見交換が行われました。