【農地政策検討委員会】果樹農業の現場課題と6次産業化の可能性を提起

4月9日(水)、【農地政策検討委員会】に出席しました。
改正農振法の施行に向けた対応や、農業構造に関する品目別の課題とその克服に向けた取り組みについて、各分野の関係者と意見交換を行いました。

気候変動による病害虫への対策強化を要望

私からは、山梨県の果樹農業の現場で伺っている声をもとに、以下の2点について意見を申し上げました。
ひとつは、気候変動の影響により増加傾向にある病気や害虫、細菌への対応として、適切な農薬の開発・普及や防除体制の強化が急務であるという点です。

6次産業化による収入機会の創出と食品ロス削減

もうひとつは、果樹農業は季節によって作業量に波があることから、加工や観光などを通じた6次産業化をさらに進めることで、農閑期にも仕事や収入の機会を生み出し、あわせて食品ロスの削減にもつながると申し上げました。

今後も、農業の持続可能な発展と地域経済の活性化に向けて、現場の声を丁寧に受け止め、政策に反映してまいります。

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