【自民党フロン類対策推進議員連盟】地球環境を守るフロン類対策の強化と国際協力の重要性
11月28日(火)、【自民党フロン類対策推進議員連盟】総会に出席しました。
フロン類の温室効果ガスとしての影響
フロン類とは冷蔵庫やエアコンなどに使われる化学物質です。大気中に長期間留まり、「温室効果ガス」として知られています。これらは二酸化炭素やメタンと並んで、地球温暖化を加速させる大きな要因の一つです。
特に、フロン類は二酸化炭素よりもはるかに高い温室効果を持っており、少量でも大きな影響を及ぼすことが科学的に証明されています。
フロン類が地球に及ぼす悪影響に対処するため、国としてはフロンに代わる環境負荷の低いグリーン冷媒等の研究開発を支援、商品化への導入促進や使用済みフロンの適正な回収及び破壊を徹底し、大気への放出を抑制する取り組み等を強化しています。
国内でのフロン類対策と業界の動向
この日は、日本冷凍空調工業会、日本冷凍空調設備工業連合会、日本フルオロカーボン協会等関連業界の皆様からのご要望を伺い、意見交換もさせていただきました。他にもオブザーバーとして、日本冷凍食品協会、日本冷蔵倉庫協会、日本チェーンストア協会、日本フランチャイズチェーン協会の皆様もご出席いただきました。
フロン類対策は、地球環境保全のために避けて通れない課題です。議連としても、フロン対策が効果的に機能するよう、業界との連携や予算の確保に向けてしっかり取り組んでまいります。
国際社会との連携による地球温暖化問題への対応
また、地球温暖化問題は一国だけで解決できるものではありません。わが国はこれまでも、モントリオール議定書等、国際的な合意に基づくフロン類の生産・消費削減に積極的に取り組んでいますが、引き続き、国際社会と協力し合い、持続可能な未来へとつなげていくため全力で取り組んでまいります。