【脱炭素経済への移行】低炭素水素促進法案とCO2貯留法案を審議
脱炭素経済への移行の法律案審議
4月3日(水)、経済産業委員会と環境委員会の連合審査会において、【脱炭素経済への移行】を円滑に進めるための2つの重要な法律案について審議を行いました。「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律案」と「二酸化炭素の貯留事業に関する法律案」です。
2050年カーボンニュートラル達成の方策
2050年にカーボンニュートラルを達成するためには、省エネや再生可能エネルギー等、脱炭素電源の活用を促進するだけでなく、脱炭素化が困難な分野におけるGX(グリーントランスフォーメーション:化石燃料をクリーンエネルギーに転換して、脱炭素化社会を構築しようという取り組み)の推進も欠かせません。
低炭素水素等の供給及び利用促進法案
この2つの法律案は、脱炭素化と経済成長の両立を目指す戦略の一環として、鉄鋼・化学等の産業や、モビリティ、発電といった脱炭素化が難しい分野に焦点を当て、低炭素水素等の供給・利用の促進と、CCS(二酸化炭素の地中貯留)に関する事業環境の整備を目指しています。