【総合エネルギー戦略調査会】エネルギー動向説明と課題に関する議論
調査会での説明と意見交換
9月2日(火)、【総合エネルギー戦略調査会】に出席しました。
梶山弘志調査会長のご挨拶に続き、村瀬佳史資源エネルギー長官から「最近のエネルギーを巡る動向」について説明があり、意見交換を行いました。
原子力・再生可能エネルギーの課題と技術開発
原子力発電所の再稼働状況や高レベル放射性廃棄物の最終処分問題、中間貯蔵施設の運用など原子力関連の課題のほか、洋上風力事業の停滞、新型太陽電池(ペロブスカイト・タンデム型)や次世代地熱発電など再生可能エネルギーの技術開発の進展について報告がありました。
国際的取り組みとエネルギー安全保障
また、アラスカLNGプロジェクトや二酸化炭素回収・貯留技術(CCS)の実証など、エネルギー安全保障に直結する国際的な取り組みも紹介されました。
燃料価格が依然として高止まりしている中、国民生活や企業活動を支えるため、安定供給と環境対応の両立を見据えた電気事業環境の整備が喫緊の課題であるとの認識を共有しました。