【第43回技能士大会】技術継承と人材育成に関する現場との連携と支援の強化

技能士大会への出席と地元・山梨の成果紹介

第43回技能士大会に出席し、ご挨拶の機会をいただきました。
大会が盛大に開催されましたこと、大関会長をはじめ関係者の皆様のご尽力に、心より敬意を表します。
私の地元・山梨県では、伝統ある宝飾産業が地域の誇りとして受け継がれており、今年10月の技能五輪全国大会では、山梨代表の若者が貴金属装身具職種で金賞を受賞しました。技術の継承と若手育成の成果であり、支えてくださった指導者や関係者の皆様のご尽力に、深く感謝申し上げます。

「人づくり」が支える産業の未来と国際大会への期待

現場の声に耳を傾けるなかで、改めて「人づくり」こそが産業の未来を支える礎であると実感しております。
2028年には、約20年ぶりに日本で技能五輪国際大会が開催される予定です。世界に「ものづくり日本」の魅力を発信する絶好の機会であり、全国の技能士の皆様のさらなる活躍が期待されます。

人材不足への対応と職場環境の充実に向けた支援

しかし、現場では依然として人材不足が深刻な課題です。若者が希望を持って働ける魅力ある職場づくり、そして優れた技能を持つ人材の育成に向けて、制度・予算両面から支援を強化してまいります。今後とも現場の皆様との連携を大切に、全力で取り組んでまいります。

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