【環境・温暖化調査会】大崎町のリサイクル取り組みと循環経済の推進に向けて
3月19日(水)、自民党役員連絡会及び政調審議会に出席し、その後、【環境・温暖化調査会】に出席しました。
大崎町の循環経済についてのヒアリング
本日は、循環経済に関するヒアリングとして、鹿児島県大崎町より松元昭二環境政策課長をお迎えし、大崎町の先進的な取り組みについて貴重なお話を伺うことができました。
大崎町のリサイクル活動と住民参加の重要性
大崎町は、「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」というビジョンのもと、27品目の分別を行い、83.1%という高いリサイクル率を達成しています。この町には焼却施設がなく、リサイクル活動は住民、行政、企業の三者が連携し、埋立処分場の延命化を目指しています。
住民の積極的な参加が特に重要である旨を強調されていました。
経済効果と国際協力
1人当たりのゴミ処理経費も全国平均に比べ大幅に削減されており、節約された経費は福祉や教育などに有効活用されています。さらに、住民への「リサイクルありがとう商品券」の発行や、インドネシアでの国際協力活動も実施しています。現在は、紙おむつのリサイクル技術開発にも取り組んでおり、将来を担う子どもたちへリサイクルの大切さを伝える教育も行っています。
地域経済と脱炭素社会への貢献
大崎町の取り組みは、地域経済の発展と地方創生、さらに脱炭素社会への貢献という観点からも非常に意義深いものであり、地域の雇用創出にも繋がっています。非常に参考になりました。
政策立案への活用
循環経済の推進は、持続可能な社会づくりに欠かせない要素です。本日ヒアリングした内容についても政策立案に活かしていきたいと考えています。
環境・温暖化調査会の会議後、小泉進次郎先生とおむつのリサイクルについて話をしながら階段を下りました。