【熱中症対策推進議員連盟】猛暑対策の強化を目指す提言を取りまとめ
熱中症対策の強化を目指して
5月23日(木)、事務局長を務める【熱中症対策推進議員連盟】を開催しました。今夏も猛暑となる予報が出されています。当議連では、熱中症対策の充実強化に向け、毎年提言を取りまとめ、政府に対して申し入れを行っています。
その結果、昨年は関連法が改正され、本年4月1日に全面施行されました。これにより、自主的に熱中症予防行動を取る自助に加えて、『熱中症特別警戒アラート』や自治体による『クーリングシェルター』の指定など、共助や公助を実践するための体制が構築されたところです。
教育機関や職場、スポーツ活動中の対策
今年も熱中症対策を更に推進し、国民の健康増進に資するための提言を取りまとめました。今回の提言では、教育機関や職場、スポーツ活動中の熱中症対策の強化を求めています。
特にスポーツ現場では、指導者に対して暑さ指数の確認や活動中止の判断などの対策を促し、炎天下で行われるイベントについても開催時期や時間帯、会場の検討を求めています。
警戒アラートや暑さ指数など気象情報を活用し、暑さの危険から身を守りながらスポーツやイベントを開催できるようにしていきたいと思います。
クーリングシェルターの指定と情報発信
また、熱中症特別警戒アラート発表時に開放義務があるクーリングシェルターについて、市町村に対してより多くの施設が指定されるよう働きかけるとともに、指定施設に関する情報発信や政府による支援も盛り込んでいます。
本提言に対しては、出席された先生方から活発なご意見をいただきました。今後は、いただいたご意見を提言に反映し、政府への申し入れを行う予定です。