【熱中症対策推進議員連盟】改正気候変動適応法の施行とさらなる対策強化へ
議連の活動概要と改正気候変動適応法の施行
12月17日(火)、事務局長を務める【熱中症対策推進議員連盟】を開催しました。この議員連盟は、国民の命を守るため、積極的な熱中症対策を推進しており、令和2年以降、政府に対して提言を重ねてきました。
令和4年には、政府に対して熱中症対策に関する法制度の検討を求める決議を行い、その結果、令和5年4月に「改正気候変動適応法」が可決・成立しました。本年4月には同法が全面施行され、全国的な熱中症対策が大きく前進しました。
統計開始以来の暑さと今後の対策の必要性
しかし、今年の夏も統計開始以来最も暑い夏の一つとなり、多くの方々が熱中症の危険にさらされました。こうした現状を受け、来年の夏に向けてさらなる対策の強化と具体的な取り組みの着実な実施が必要不可欠です。
議連での役員人事
今回の議連では、まず役員人事について議論しました。私は会長代行として、新たに会長に就任された井上信治議員をはじめ関係者の皆様と力を合わせ、より一層熱中症対策を推進してまいります。熱中症による発症者や死亡者を少しでも減らし、多くの命を守るため、全力で取り組む決意です。
環境省副大臣への決議手交と意見交換
また、この日は環境省の小林史明副大臣にもご出席いただき、議連の決議を手交しました。小林副大臣、丸川珠代前会長、また出席議員の皆様からは、特に子どもや高齢者などの対策について多くの貴重なご意見をいただきました。
今後の取り組み方針
今後は政府と連携し、実効性のある熱中症対策を支える予算の確保に努めるとともに、地域に即した実施体制の構築や啓発活動の強化にも取り組んでまいります。さらに、最新の科学的知見を活用しながら、具体的かつ効果的な施策を実現していく必要があります。
国民一人ひとりが安心して夏を過ごせる環境を目指して
引き続き、関係各所と連携し、国民一人ひとりが安心して夏を過ごせる環境を整えていきます。熱中症対策に関する取り組みに関して、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。