【熱中症対策推進議員連盟】による万博・観光・労働現場への対応強化と提言の取りまとめ
万博や観光・スポーツ現場における熱中症対策の課題共有
6月4日(水)、会長代行を務める【熱中症対策推進議員連盟】に出席しました。
この日は、2025年大阪・関西万博における熱中症対策や、観光で来日される外国人への配慮、スポーツ現場での対策の徹底など、幅広い視点から活発な意見交換を行いました。特に、暑さに不慣れな国からの訪日客に対して、分かりやすい情報提供や環境整備が重要であるとの認識を共有しました。
労働安全衛生法に基づく義務化と現場の対応強化
また、6月からは労働安全衛生法に基づき、全ての事業者に対して熱中症対策が義務化されました。今年も猛暑が予想される中、命を守るための現場対応強化が求められています。
啓発活動の現場からの報告と提言への反映
当日は、熱中症予防の啓発活動「熱中症声かけプロジェクト」に長年取り組まれている、一般社団法人ジャパンデザインの山下太郎代表にもご出席いただき、現場での取り組み状況や、啓発活動を広げる上での課題についてご説明いただきました。
議連としては、こうした実践的な知見を踏まえ、政府への提言案についても議論を深めました。提言については、翌5日に浅尾環境大臣に申し入れを行いました。
今後も現場の声を大切にしながら、関係省庁と連携し、実効性ある熱中症対策を推進してまいります。