【栄養教諭議員連盟】学校給食と食育推進の充実に向けた課題

栄養教諭制度の現状

3月5日(水)、【栄養教諭議員連盟】に出席いたしました。

橋本聖子会長のご挨拶の後、長島美保子・全国学校栄養士協議会会長、市場祥子・期成会会長より、現場の現状や課題についてお話がありました。その後、文部科学省からの説明を受け、意見交換を行いました。

栄養教諭制度が設立されてから、今年で20年を迎えます。
学校給食は、子どもたちの健康を支える大切な基盤であり、学校における食育の役割はますます重要になっています。平成20年の学校給食法改正により、「食育の推進」が給食の目的・目標として明確に位置付けられましたが、現場では依然として課題も多くあります。

今後の課題と取り組み

現在、公立の義務教育諸学校における栄養教諭の配置数は6,945名となっていますが、まだ十分とは言えません。子どもたちが健やかに成長し、より良い食環境のもとで学べるよう、栄養教諭の配置拡充を含めた支援の充実が求められています。

引き続き、学校現場の声に耳を傾け、食育の推進と栄養教諭のさらなる充実に向けて、全力で取り組んでまいります。

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