【日本Well-being計画推進特命委員会】「食」とウェルビーイングをテーマに意見交換

3月26日(水)、【日本Well-being計画推進特命委員会】に出席しました。
この日のテーマは、「食」と「ウェルビーイング(心と体の健康、そして社会的なつながり)」について。

世界的にも注目される「食と幸福度」の関係

国連「World Happiness Report」にも“食と幸福度”の関係が盛り込まれるようになり、日々の食事が、私たちの心と体、そして毎日の元気にとって、とても大切なことが世界的にも注目されています。

民間企業の取り組みと「食の力」

委員会では、日清食品㈱と味の素㈱から、それぞれの視点での取り組みについてヒアリングを行いました。
栄養最適化テクノロジーを活用した商品開発や、社食・災害支援物資としての活用、トップアスリートへの栄養サポート、子どもたちへの食育活動など、「食の力」を最大限に引き出すための工夫と情熱にあふれていました。

共食の意義と地域のつながり

さらに、家族や仲間と一緒に食卓を囲む「共食(きょうしょく)」の大切さについても話題になりました。誰かと一緒に食事をすることで、心が和らぎ、会話が生まれ、つながりが深まります。こうした時間が、心の健康や地域のつながりにも大きな役割を果たしています。

「食」の価値を見直し政策に反映へ

「食べること」は、私たちが元気でいるための基本です。心も体もすこやかに、そして前向きに毎日を過ごしていくために、食の大切さや共に食べることの価値を改めて見つめ直し、暮らしの中でどう支えていけるか、今後の政策づくりにも、しっかりと活かしてまいります。

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