富士山一周をナショナルサイクルルートにする国会議員の会開催
5月16日(木)、共同代表を務める【富士山一周をナショナルサイクルルートにする国会議員の会】を開催しました。
ナショナルサイクルルートは2019年に導入された、『日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルート』を国が認定する制度です。
この制度は、優れた観光資源を基に、走行環境や休憩・宿泊機能、情報発信などを連携させ、サイクルツーリズムを推進することで新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るものです。
富士山周辺の取り組み状況説明と意見交換
この日は、富士吉田スポーツ協会の渡辺正志会長と山梨県富士山世界遺産ガイド会の渡辺義広会長にもご参加いただきました。
国土交通省からの説明の後、富士山を囲む山梨・静岡両県からの取り組み状況について説明があり、その後意見交換を行いました。
渡辺正志会長は「サイクリングの楽しさを伝え、世界に誇るルートにするためには、ハード整備だけでなく、人間味のある心のこもったサービスを提供することが鍵」であると強調されました。まさしくその通りだと思います。
ナショナルサイクルルートの要件と目標
ナショナルサイクルルートに指定されるには、ルート設定、走行環境、受入環境、情報発信、取組体制の観点から一定の要件を満たす必要があります。
会議では、サイクルルートに詳しい地元の皆様と地元選出の国会議員とで、具体的な地名を交えた丁寧な意見交換ができました。
第3次指定に向けた取り組み
ナショナルサイクルルートは、令和元年に第1次、令和3年に第2次ルートが指定されています。第3次指定を目指し、世界に誇れる富士山一周ルートの整備を地元の皆様と協力しながら進めてまいります。