【孤独・孤立対策特命委員会】新たな法律施行を背景に、孤独・孤立対策の推進

5月7日(火)、【孤独・孤立対策特命委員会】に出席しました。

我が国における孤独・孤立の問題は、社会構造の変化により職場、地域、家庭の人間関係が希薄化し、コロナ禍を経てさらに深刻化・顕在化しました。この問題は社会全体で対応すべきとの認識の下、政策課題として捉え、当特命委員会で令和3年2月から議論を重ね、政府に提言を手交してきました。これを踏まえ、政府として各種施策を推進することに加え、全ての国民を対象として孤独・孤立対策を総合的に規定する世界で初めての法律である「孤独・孤立対策推進法」を制定し、同法は令和6年4月1日に施行されました。

本年も政府の取り組み状況の聴取や有識者、地方公共団体のヒアリング重ねてまいりました。この日は今年度の提言案が提示され、意見交換が行われました。

今月は「孤独・孤立対策強化月間」です。

「声を上げやすい、声をかけやすい社会」に向け、社会全体で孤独・孤立への理解、意識や対策の機運を高めていきましょう。

 

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